高知県の女子野球・ソフトボールの沿革


~HISTORY~

GIRLS SOFTBALL

高知県でソフトボールがはじまったのは昭和22年~23年頃と言われてます。
当時は高知県ソフトボール協会も結成されてなく、アメリカ進駐軍よりボールをもらった人たちがソフトボール競技を楽しんでいたようです。
 
昭和29年に初めて全国高校ソフトボール選手権大会の高知県予選が行われ土佐高校が追手前高校に11-5で土佐高校が勝利し初のインターハイ出場。
 
 

女子のためにと始まったはずのソフトボールですがなぜか高知では男子の競技者が多く日本代表選手など多く生み出し「ソフトボール王国高知」
と呼ばれるようになりました。
 
女子高校女子ソフトボール部は昭和50年には16校が最多。
 
2022年現在では小学生女子チームは無く、中学生は4校~5校連合でやっと1チーム。高校は高知丸の内高校と高知商業の2校。

高知県初!小学生女子チーム誕生!

小学生女子チームは201〇年に高知県で結成された「ジョイナス」が高知県初の小学生女子チーム
 
 

GIRLS BASEBALL

一方、女子野球の歴史は浅く少年野球第1号の女子選手が昭和56年前後に女子選手がいたのでは?と言う説はあります。
正確にはいつ、誰だったのかは判明されてません。
 
 
 
 
 

「高知県初の女子チーム」~1997年(平成9)~

高知県内初となる女子チームが臨時編成され11人の小学生女子選手。
県小学生野球東支部所属の6チームより11人が「高知東レディース」が結成!
2022年に高知県初の社会人女子硬式野球チームにも所属の宇賀安和さんも当時参加してました。
詳しくは当時の新聞記事を載せてますのでクリックしてみてください!!
当時は少年野球チーム91チームで40名ほどの女子選手が居たとのこと。
 

 
 

 

「女の子で野球をしたい」と言う夢が叶った一日~2011年~

 
2011年に高知県初となる小学生女子チーム「高知Girls」が結成。
このチームは当時、月刊少年野球と言う雑誌を高知県で発行していたアドホックカンパニー代表岡林敏彦氏が一日限定で結成したチーム。
チーム結成に番組を当時制作もしております。
 


2012年より高知県小学生野球連盟がチームを卒団した女子選手を集め「高知ガールズ」が結成。
高知ガールズは西日本選抜女子学童軟式野球岡山大会などに出場。
2012年から2016年の4年間活動。

 
 

高知家ガールズ誕生!

 
2013年全日本軟式野球連盟とNPB(日本野球機構)が共催で女子野球の振興を目的として全国大会「NPBガールズトーナメント」を開催。
それに伴い高知県軟式野球連盟で女子選手を募り「高知家ガールズ」が結成されました。
立ち上げには当時理事で事務局の宮田薫副理事長と徳弘大悟理事が中心となり結成となりました。

当時高知県下で30名程度しかいない女子選手をシーズン中にチームからお預かりして全国大会に出場と高いハードルでしたが13名の女子選手が集まってくれました。
こうして高知家ガールズ(現在高知家リトルガールズ)が誕生しました。

中学女子の全国大会が新設!高知家ガールズ(中学生)誕生!

2016年に全日本軟式野球連盟主催の第1回全日本中学女子軟式野球大会が開催。それに向けて2013年NPBガールズトーナメントに出場した選手を中心に高知県中学女子選抜高知家ガールズが結成。
ユニフォームはよさこい踊りで使われる鳴子をイメージし赤、黒、黄色の配色。
帽子のマークには「Kつ」高知県の野球がみんなでつなげよう・つながろう!と言うメッセージが込められており国体TOPチームからジュニア選抜まで同じマークを使用。
2016年初年度は3年生5名、2年生6名、1年生9名の計20名でスタート。
2016年ベスト16、2017年ベスト8、2018年2019年とベスト16の成績。
2016年~2020年まで監督を宮田薫(高知県軟式野球連盟副理事長)が務める。
2021年より足達大介(高知県軟式野球連盟理事・女子部副部長)が監督に就任。
 
 

【歴 代 監 督】
(小学生)
2013年 亀井 司郎(元室戸高校女子硬式野球部監督)
2014年 徳弘 大悟(高知県軟式野球連盟理事・審判技術指導員)
2015~2016は活動停止
2017年 
高知家ガールズ 
谷脇 明信(久礼ジュニアーズ監督)
高知家リトルガールズ
足達 大介(高知県軟式野球連盟理事女子部副部長・高知家ガールズ監督)   
2018年~2020年
足達 大介(高知県軟式野球連盟理事女子部副部長・高知家ガールズ監督)
※2021年より高知家ガールズ(中学部)監督に就任
2021年 大平 洋(高知県軟式野球連盟女子部・国体TOPチームコーチ) 
2022年 和田 安卓(高知県軟式野球連盟女子部)

(中学生)
2016年~2020年
宮田 薫(高知県軟式野球連盟副理事長)
2021年
足達 大介(高知県軟式野球連盟理事女子部副部長) 
 

室戸高校女子硬式野球部が誕生!

2013年(平成25)野球が大好きな1年生が4人で同好会としてスタート。
2014年(平成26)高知県初!全国でも公立高校初の女子野球部が誕生!
立ち上げ当初は室戸市でスポーツ店を営む亀井司郎氏が監督を務めました。
2015年(平成27)には部員19名、
2016年(平成28)には26名
2017年(平成29)には29名。
またその年には高知県初の女子プロ野球選手として久保夏葵(なつき)さんがREIAに入団。
2018年(平成30)には部員21名となりました。
大野美空さんがU18強化プロジェクトメンバーに選出。
2016年~2018年3月まで西内友広氏(現高知中央高校女子硬式野球部監督)が監督、部長を務める。
2018年に全国初となるプロ球団との提携を発表。
※高知ファイティングドッグス球団
翌2019年より実施。
しかし2019年(令和元年)より野球部新設高校が全国的に増えた影響などあり部員数が激減。単独で大会に出場が出来なくなりました。
2022年(令和4)高知県地元選手が多数入部し単独出場復活を果たした。
2018年3月~2023年3月までは横田尊教員が監督を務める。
2023年4月より丁野晃輔教員が就任。
2023年5月現在部員数18名
2024年新入部員1名・部員数
 
 

高知中央高校女子硬式野球部が誕生!

2018年まで室戸高校女子硬式野球部を率いていた西内友広監督が
2019年に高知中央高校女子硬式野球部を誕生させた。
スタートは11名。全国各地を飛び回り個性豊かな11名が集まってくれました。
 
誕生についてはこちらで
 
1期生にはTikTokで当時フォロワー80万人の「まつりの・野球girl」として松本里乃さんが高知県の女子野球の発展にプレー以外でも貢献。
2020年創部2年目には新入生14名が入部し25名となる。
 

歴史的な1戦!女子選手が初めて甲子園でプレー!

2021年には第25回全国高校女子硬式野球選手権大会で決勝戦に進出
高知中央高校女子硬式野球部は神戸弘陵高校に敗れて準優勝となりました。
 

2021年創部3年目は新入部員9名入部し部員数33名。
2022年は新入部員12名入部し部員数35名。
2023年は部員数33名
2024年は新入部員15名入部し部員数37名。
 

県内初の女子硬式野球クラブチームが誕生!

チーム名の「10 Carat Express(テンカラットエクスプレス)」
2022年4月に結成。
県内10企業が協力してチームを立ち上げ。
2022年8月にはユニフォームお披露目イベント、レセプションパーティーを開催。
ユニフォームとチームロゴマークはプロ野球、Jリーグのユニフォームデザインで有名な大岩Larry正志スポーツデザイナーが制作。
中国・四国に拠点を置くチームで構成する「ルビー・リーグ」に来季から参戦することを当面の目標。
2022年9月現在選手9名で活動。
初代監督には独立リーグ四国アイランドリーグ高知ファイティングドッグスで最多盗塁王、ベストナイン、キャプテンを務めた村上祐基氏。
 
チームホームページはこちら
 

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